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2010年10月17日

自由

自由、この言葉を見て皆さんの受ける印象とはどんなものなんだろう?
そんな詰まらない事を考えてみた。


Yahoo辞書のコピペが下の1~4である。

1 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。
「―な時間をもつ」「車を―にあやつる」「―の身」

2 勝手気ままなこと。わがまま。

3 《 freedom 》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい
積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり
「…からの自由」と「…への自由」をさす。

4 法律の範囲内で許容される随意の行為。



上に書いた事は間違いなく一般に言われている自由という言葉の意味であり
この通りに理解している事がむしろ普通であろうと思います。

しかし、それだけ書いてお終いじゃ~仕方ないwww
もうちょっと自由という言葉の意味をサハラ流に解釈してみます。

どんな事にも多面性があり一つのモノがたった一つだけの意味しか無いなんて
事は稀で大体裏側には正反対の意味を含んでいる場合もあります。

たとえば権利という言葉、この言葉の裏側には義務という言葉が隠れていると
私は思っています。 私の周りには権利ばかり主張して義務を怠っている人が
何人か存在します。 正直見苦しいです。 しかしそういう人達は権利の裏側の
義務が全く見えていないのでしょうか。 何の恥ずかしげも無く日々過ごして
らっしゃいます。 反面教師としては合格点の人達ですwww
(RLの話しです。念のため)

おっと話しが逸れてしまったwww 話しを元に戻して^^;

自由。 この言葉の裏に隠れているもう一つの言葉、それは責任です。
自由に振舞う事によって生じた良い事も悪い事も自分がシッカリ責任を
負う。 これが出来て初めて一人前の大人と言えるのではないかと思います。

さらに捻りのある考え方
上にコピペした自由の意味の中に”強制・拘束・妨害などを受けないこと”
とあるのですが、これを読むだけでは第三者から制限を受けず好きな事が出来る
状態を想像すると思います。 しかしながら、よ~く考えてみると制限とは他人
だけではなく自分自信が課しているものかもしれません。

自由の定義をポジティブに受け取るかネガティブに受け取るかによって
随分と違ってくるのです。



例として
海外に永住したと仮定し、その新しい環境にどう順応していくかはもちろん
個人の自由です。 その国の言葉、文化、風習を覚えないという選択の自由も
あるでしょう。 しかしその段階で自由という切り札を出して、果たしてその人は
本当に自由なのだろうか? むしろその国の言葉、文化、風習を覚え、自由に
現地の人々と交流すること、これこそが真の自由では無いか思うのです。

民主主義の先進国に生まれると、その時点である程度の権利と自由が
すでに許されている。 そんな環境で育つと自由というものを軽んじて
しまうのではないか、そんな事を考えたりもします。 法律がどうのとか
第三者がどうのとか、そういうことはさて置き、自分自身の精神世界において
の自由とは自分が勝ち取るべきモノではないか。 私はそう思うのです。
自転車を自由に乗り回したければ自転車に乗る練習をするかありません。
そこで乗らないという選択の自由を行使ことによって練習という面倒な事
をパス出来ます。しかし自転車に乗れないという制限を自分に課して
不便、あるいは不自由になったとも解釈できます。

そう考えると技や知識こそが真の意味での自由への道なのではないか?
そういう解釈も成り立つ。 そんな考えに辿り着きました。

私はこれからも私が信じる自由への道を歩み続けたいと思う。  


Posted by サハラ at 13:31Comments(2)考え事