あしたの為にその2

サハラ

2010年09月30日 01:08


前回書いた”明日の為にその1を今でも必死こいて練習している
サハラですwww

現状としては練習を始めた当初、酷い時は5分程度かかっていた
耳だけで行うビートマッチが今は2分半程度で大雑把ではありますが
出来るようになりました。 これが出来るようになれば、今まで
難しくてミッククス出来なかった曲がミックスできるようになるので
更に練習を重ねてスピードと正確さを向上させて行きたいと思います。



さて、1もままならぬ状態ですが、2を書きたいと思います。

あしたの為にその2、ミックス

その1でミックスとは何か既に書きましたが、もう一度簡単に書きますと
現在流れている曲に次の曲を繋ぐ事を言います。

具体的にどうやるのか?

まずはデッキAとデッキBのBPMを合わせます。(上に書いたビートマッチの事)
これでミックスする準備は完了。 あとは現在流れている曲のここぞ!ってところで
次の曲をスタートさせて縦フェーダーかクロスフェーダーを使って次の曲へ移行します。
デッキAとデッキBの曲はビートマッチしてあるので、いいタイミングで重ねたら
綺麗に次に繋がります。

基本的なミックス方法は私が知る限りでは2種類です。
いわゆるミックス、デッキAの曲とデッキBの曲がいくばくかの間重なって少しずつ
次の曲へ移行していく方法。
もう一つはカットインです。 デッキAの曲からデッキBの曲へ一瞬で移行する方法。

ではどうやって使い分けるか。
私の少ない知識と経験から書きますと、基本的に出来るだけミックス。
がらりと雰囲気と流れを変えたい時やミックス出来ない時はカットイン。
基本的にこんな感じです。

ミックス出来ない? BPMを合わせたらミックス出来るんじゃなかったの?
こんな疑問が浮かぶと思います。 私の知る範囲内の答えを書きますと。。。
曲がどのキーなのか? これが関わってきたりします。
あと完全なビートマッチが不可能な曲、これもカットインになってしまう要因の
一つです。 ミックスは二つの曲が同時になっている状態が大なり小なり有るので
二つの曲が同じキーか綺麗な和音になるキーでないと不協和音を起こします。

この事をハーモニクスクラッシュと言います。
不協和音状態を防ぐ1つの手段がカットインなのです。それ以外にも不協和音対策として
PCDJの場合ソフトにキーチェンジャー機能があれば曲自体のキーを変る事も出来ます。
ミックスするポイントでいい感じの場所を選ぶのも、これまた手段の一つです。
もし曲の間奏部分にドラムしかならないような場所があれば、そこで不協和音が起きる事は
無いので、曲のそういう部分でミックスする事も出来ます。

完全なビートマッチが出来ない曲とはどんな曲か?
”ノリと人間の技が全て”!みたいなイメージで私はとらえているのですが
むか~しのファンクやディスコ、それにジャズやロックもこの部類に入ると
思います。 もちろんドラムマシーンが無かった時代の曲は機械ほど正確
なビートが刻めなかった為BPMは曲のいたる所で若干の変動をしています。
また、ノリでわざと溜めたり早くしてみたりなんて曲もざらです。 こういう曲
は事と次第によっては重ねる事が不可能な場合もあります。
ミックスしたい部分のBPMを予め調べておけば、ミックスが可能な事も
多いのですが、曲の前半部分でビートマッチしても曲の途中あたりでは
曲の速さが違っている事がざらなのです。 
”どうしても曲が上手く重ならないけど次は絶対この曲を使いたい”
そんな時はカットインで次に繋ぐ事になります。
カットインをする時の注意点として
1) 不自然にならないように、あくまでも自然に聞こえる場所でカットインする。
2) 雰囲気を変える意味でカットインを使う場合はアタックが強い音から入る。
   ふわ~とした感じの所からカットインすると。。。 だら~と次ぎ行った
   感じに聞こえて格好良くないです。 強いドラムのおかず部分やボーカル
   部分、あとはオーケストラヒットの部分など特徴的な所からバシ!っと
   切り替えれば格好よく聞こえると思います。

ミックスにおいて出来るだけ使いたい方法はハーモニクスミックス
二つの曲が同時に流れている間、あたかも綺麗に調和の取れた
別の曲に聞こえるようなミックス方法。
 この曲とこの曲が重なって
こんなになるんだ! そんな感じでお客さんに楽しんで貰えたら
きっとDJやってて良かった!って思えるんじゃないかと思います。

PS#シッカリDJしている人たちはMP3データの音量を一定にするノーマライズ
をしたり、あるいはミックス前に音量調整したり、イコライザーを使って
自然なミックスが出来るようにしてらっしゃいます。

ここに書いてある事は私が気がついたことや知っている事ですが
実際にライブミックスをするときに100%出来ている事では
ありません。 あくまでも目標としてここまで出来たらいいな~と
思っている事ですw
How to