筆者はITの専門家でもなんでもないので技術的な事で正しく無い事を
書いてしまうかもしれませんが素人の戯言だと思って下さい。
近年様々なメタバースと言われるバーチャルワールドが存在し
セカンドライフもその一つであり、世界中の人々がそのバーチャルワールド
に存在し、生活を営んでいる。
IT技術の向上により最近では恐ろしく洗練された3Dグラフィックを
用いた世界も存在する。韓国のNurien等はそれに該当する。
下のサムネールは左がNurien右がmeet meです。
セカンドライフがサービスを開始したのは2003年6月。 つまり5年前である。IT技術の前進は目覚しく5年前に買ったPCは骨董品などと言われることすら珍しくない。当時の古い技術をベースに作られているセカンドライフが最新のテクノロジーを用いて作られたバーチャルワールドに、見栄えで勝てるはずがない。これは動かし難い事実であろう。
また、仮に革新的なアップデートを行い、最新の3Dグラフィック機能を使えるようにしたとしても、SLのハードルが高くなりスペック的に続行が不可能になってしまうユーザーが出てくる事も考えられる。過去の産物(インベントリーの中身)がどこまで新しいプラットフォームで使えるかも大変気になるところである。
では、何故それでもセカンドライフなんだろう?この記事を公開している場所が場所だけに、読者は十中八九セカンドライフの住人であろうと予想出来る。そこで読者は今でもSLを楽しんでいる人たちだと仮定して進めます。
SLを今でも楽しんでいる理由。。。 友達がいるから、沢山のお金を使って物/土地を買ったから、商いが上手くいっているから等、理由は人それぞれだとは思いますが。一つの大きな理由はオープンソースであること。
ユーザー主体で世界が構築され、他には見られない自由度があるからではないかと考えます。またL$は米ドルに換金出来るということも大きな魅力の一つであると思います。
人の好みは千変万化。多種多様な嗜好が存在し、それに答えるだけの物/事が存在し、また今は無くとも存在しえる世界。これは凄いことです。
現実の世界では当たり前の”愛する人とのキス。”こんな事さえバーチャルの世界では出来ない場合も多々あります。 恋愛、娯楽、趣味、何をとっても無限の可能性を秘めているのがセカンドライフだと思います。
セカンドライフを取り上げている記事を読むとアバターが日本人ウケしないとか、アバターがキモイなんて書き込みをしている人すらいます。 その人は本当にセカンドライフの中に存在するルックスを気にする人たちのアバターを見た事があるのだろうか。。。もちろん初期アバはキモイの一言で終わらせられても仕方ない程カッコ悪い。しかし私の周りにいる人たちはみんな美男美女です。
個性が出せるのもセカンドライフならではだと思います。
確かに他のオンラインゲームにもお金を掛けてアバターをカスタマイズするシステムを取っているものは多数あります。 しかしメーカー主体でメーカーが出せるアイテムの数などたたが知れています。その点セカンドライフでは世界中のクリエーターさん達が切磋琢磨で新しい商品を作り続けています。私はセカンドライフを始めて8ヶ月ぐらいになりますが、見た事も無いSIMやショップがまだ山ほどある。これから更に新しいショップが増えていく事も十分考えられる。
ここで一つ付け加えておきたい事柄があります。
それはインベントリーの”違法コピー。”クリエーターさん達が多大な時間と努力を払って作り上げた作品を無断で複製を作りそれを安く売ったり、またはタダで使ったり。。。 こんな事がまかり通っていたらクリエーターさん達はいずれ嫌になって創作を止めてしまいます。SLはクリエーターさん達の作品で成り立っています。 こんな事をしていたら次に何が起こるかは容易に想像つきますよね?
ユーザー主体、これはSLのプレイスタイルそのもの!
“○○しなければならない”ではなく“○○がしたい”のスタンスがSLの
魅力。日本人は何かと誰かが引いたレールの上を進むのが好きな人種なのではないかと思うときがあります。 せめてSLでは自分自身の人生のレールを引いてみようではありませんか。
以上長文駄文に付き合って頂きました誠にありがとう御座いました。